笠沙美術館展望所と杜氏の里笠沙  南さつま市笠沙町赤生木

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笠沙美術館展望所と杜氏の里笠沙  南さつま市笠沙町赤生木

以下、HP「新焼酎紀行」から一部引用。

笠沙町南岸部は坊野間県立自然公園に指定されており、坊津に着くまで随所でリアス式海岸がみられる。 笠沙南岸は、「古事記」の神代記に、こう書かれている。
「向韓國 眞來通笠紗之御前而 朝日之直刺國 夕日之日照國也 故 此地甚吉地詔而」
この地は朝鮮に向かい、笠沙の岬にまっすぐ通じていて、朝日がまっすぐに照り輝く国。夕日が明るく輝る国である。それゆえこの地はまことによいところである。(「現代語で読む歴史文学<古事記>」勉誠出版)。

笠沙美術館展望所は、町の出口に当たる黒瀬にある。笠沙美術館展望所からは、島やその先の唐岬が一望できる。なかでも美術館の中庭からの眺めは、沖秋目島を真ん中に四角く景色が切り取られて一幅の絵画のようだ。沖秋目島は、007映画の秘密基地の舞台となった島である。

黒瀬はまた、焼酎とも縁が深い。ここは各地で活躍する「黒瀬杜氏」の出身地で、町にはその知識と技能を伝承するためにつくられた「杜氏の里笠沙」が美術館のほぼ向かいに建つ。展示場、製造設備、売店を併設して、焼酎を造るときに使った器具などを紹介するとともに、昔ながらの方法で焼酎を実際に製造し、その様子を見学したり製品を売店で購入したりもできる。
ずんぐりとして不思議な形をした瓶に入る「一どん」は、人気が高く地元でもなかなか手に入らない。その蔵元がここになる。