鹿児島県のアーチ式石橋 新大橋  薩摩川内市入来町浦之名

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鹿児島県のアーチ式石橋 新大橋  薩摩川内市入来町浦之名 

HP「石橋・眼鏡橋・太鼓橋・石造アーチ橋」によるデータ及び鹿児島県教育委員会HPの「鹿児島県の文化財」による説明は、次のとおり。
後ろの写真は、新大橋の後川内川上流、「船越橋」の昔の親柱。県道42号船越公民館前に残されていた。

№588  新大橋(しんたいばし)

入来町浦之名
後川内川
橋長:24.7m  橋幅:4.1m  径間:10.9m  拱矢:4.4m
架橋:明治42年

船越橋より県道42号線に戻り1.5Km先左手に架かっています。現役の2連橋です。
3年3ヶ月ぶりの訪問。国登録有形文化財に指定されていました。
登録有形文化財  新大橋
「この橋は、後川内川に架けられており、県道蒲生線(現在の川内加治木線)の開通に伴い寄付金を集めて、当時の工費250円にて架橋されました。
昭和34年(1959)3月には、自動車等の普及による橋の拡幅工事が行なわれました。また、近くにある記念碑は、正面に由緒が記され、両側面と裏面に建設資金の寄付者名が記されています。」
指定日 平成16年(2004)11月8日

新大橋 しんだいばし

所在地:薩摩川内市入来町浦之名蒲生原
構造規模:石造2連アーチ橋,長24m,幅3m
竣 工:明治42(1909)年
町の中央部を東西に流れる後川内川に架かる道路橋。橋長24m,幅員3m,径間長11mの石造2
連アーチ橋。壁石は布積(水平積み)で築く。近世以降蓄積された石造技術を生かしつつも,道路交通
に配慮した反りのない直線的な形状で,近代性が表れている。
登録有形文化財:46-0016 平 1611.8 登録
登録基準:国土の歴史的景観に寄与しているもの