旧田中家別邸附棟札1枚と庭園  霧島市福山町福山

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旧田中家別邸附棟札1枚と庭園  霧島市福山町福山

鹿児島県教育委員会HPの「鹿児島県の文化財」による説明は、次のとおり。庭園は、霧島市指定文化財(名勝地)。

旧田中家別邸附棟札1枚
【所在地】霧島市福山町福山2926番地
【種別】県指定有形文化財(建造物)
【指定年月日】平成18年4月21日

霧島市福山町出身で関西財界の重鎮となった田中省三(たなかしょうぞう)が大正11(1922)年に建てた別荘である。
伝統的な和風住宅を基本としながらも,各所に数寄屋風や意匠を表現している。洋間の漆喰工事は見事で,特に天井の花文様はすばらしい。マントルピースや窓の形態も独特である。この和風住宅部と洋間の融合が見事であり,大正時代の特徴をよく表している。
建設時期,施主及び施工者がわかる棟札も貴重である。