熊本県のアーチ式石橋 郡代御詰所眼鏡橋 氷川町東段
HP「石橋・眼鏡橋・太鼓橋・石造アーチ橋」熊本県の石橋によるデータは、次のとおり。
№70 郡代御詰所眼鏡橋
八代郡氷川町(旧宮原町)東段
一の井手
橋長:12.5m 橋幅:2.67m 径間:6.5m 拱矢:2.8m 環厚:40cm 輪石:35列
架設:天保年間
国道3号線旧宮原町から旧役場前を通過して、国道443号線を東進。少し進むと右側に公園があり、そこに架かっています。
郡代御詰所眼鏡橋
「当地点より約200m下流にこの石橋があった。八代郡代(幕府直轄の警察・租税・民生をとりあつかう役人)の詰所(役人が勤めている所)のたもとに石橋があったので「八代郡代の御詰所のめがね橋」言われてきた。宮原町の昔は八代郡の行政的中心地であり、参勤交代の通路になっていて河原町(竜北町)とともに在町を形づくっていた。
天保12年(1842)ごろ、八代郡代の愛敬某という人が、井出明神から上流に向かって道路を開発したため、宮原町は発達した。この石橋は種山から歩いてきて上宮(かみみや)に渡る大切な橋であった。
昭和54年4月、一の井出用水路改修のため当地点に移転復元された。」 町教育委員会