里 程 標  兵庫県洲本市本町4丁目

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里 程 標  兵庫県洲本市本町4丁目

淡路地域ビジョン社会基盤分科会HP「淡路島近代化遺産マップ」による説明は、以下のとおり。
淡路島には6本現存するようだが、写真の洲本市本町4丁目の里程標は、洲本市の中心部、本町商店街通り入口近くの広い市道沿いに残る。目標の場所は、厳島神社参道口赤鳥居横の洲本信用不動産駐車場。付近に江戸時代地名「通町四丁目枡形」の碑があった。

ここの里程標の刻面は、次のとおり。判読間違いがあるかも知れない。
正面 岩屋標柱 八里貮拾五丁拾三間七分  神戸元標 拾五里二拾丁四拾九間六分
右面 福良標柱 五里拾八丁拾九間一分  市村 三里二拾三丁二拾七間九分
左面 由良標柱 貮里拾丁三拾三間八分  志筑 貮里三拾三丁四拾三間七分
裏面 明治三十年三月建設 津名郡洲本  

淡路島近代化遺産 14 里程標

■ 基礎データ
名 称:里程標
分 野:道路施設
所在地:洲本市本町4丁目
設計者: −
構 造:花崗岩(高さ210センチメートル)
竣工年:明治35(1902)年

■ 概要説明
明治6年に政府が各府県ごとに正確な里程の調査と元標の建設を命じたことにより“里程標”が設置された。いずれの里程標にも兵庫県下の里程標の起点となる“神戸元標(=兵庫県里程元標)”からの距離が記されている。神戸元標は相生橋西詰の南側に建てられ、明治43年に現存する石柱に替えられた。その後、昭和35年に湊川神社に移設され、現在は元町通り7丁目に保存されている。また、淡路島にも複数の里程標が残存しており、広田南の交差点や国道28号の炬口付近でも確認することができる。