八幡神社のイブキ  愛媛県宇和島市伊吹町

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八幡神社のイブキ  愛媛県宇和島市伊吹町

伊吹八幡神社は、JR北宇和島駅の東方近くにある。国の文化財等データベース及び愛媛県の文化財による解説は、次のとおり。

名称: 八幡神社のイブキ
ふりがな: はちまんじんじゃのいぶき
種別1: 天然記念物
指定年月日: 1943.02.19(昭和18.02.19)
指定基準: (一)名木、巨樹、老樹、畸形木、栽培植物の原木、並木、社叢
所在都道府県: 愛媛県
所在地(市区町村): 宇和島市伊吹町
解説文:
二株あり共に雌株にして一は根元周囲5.45メートル、目通幹囲4.35メートル、樹高約25メートル、一は根元周囲5.34メートル、目通幹囲3.93メートル、樹高約25メートル、いぶきの巨樹の一なり。

(愛媛県解説)
八幡神社の社殿前に左右に並んでいる2本のイブキである。葉は針状と鱗片状とが混合している。
向かって右側のイブキは根回り6m、目通り4.35m、樹高は25mもあり、地上4mの所から3本の大枝に分かれている。左側のイブキは根回り5m、目通り3.65m、樹高は23mもあり、下半部に朽ちた部分が見られる。いずれも長大な枝張りを誇っている。
樹齢は約800年ともいわれ、長寿のこの2本の木にあやかって祭礼行事や結婚式も多いという。また伊吹町の町名もこの木に由来している。
この種のイブキ(ヒノキ科)は「ビャクシン」ともいわれ、伊予路では海岸にも多く自生している。