名物煙突? 広瀬酒屋「鶴乃港」の煙突  長与町斉藤郷

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名物煙突? 広瀬酒屋「鶴乃港」の煙突  長与町斉藤郷

長与町教育委員会編「長与町郷土誌 上巻」平成6年発行の537〜538頁は、次のとおり。
店内展示の古写真は、昭和初期の頃らしい。店前に橋が架かっていた。郷土誌には「かつての広瀬酒屋(1990.9)」の写真がある。後ろの広い庭園跡に、おもしろい石があった。
最後の写真は、長与川河口の堰。広瀬酒屋前から少し上流にある。

名物!  鶴乃港の煙突

長与川の河口から舟津橋・新浦橋にかけての斉藤郷川端一帯、ここはごく最近まで昔ながらの舟津の風情を色濃く残していた。そのなかでも一きわ目立つのが、かつての造り酒屋だった広瀬酒屋の高いレンガの煙突と、古色蒼然とした大きな家屋であった。この家屋も寄る年なみには勝てず、最近新しく立て替ったが、赤い煙突は今も銘酒「鶴乃港」の名を掲げて悠然と立っている。
戦争中この煙突は特に目立つので、再三敵機の攻撃目標となり機銃弾を浴びたらしい。
長与川に影を写しながら、長与の今日の発展を感慨深く見つめているようだ。長与の名物の一つである。