長崎外の古写真考 目録番号:4872 磯子の菖蒲園

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長崎外の幕末・明治期古写真考 目録番号:4872 磯子の菖蒲園

HP「長崎大学附属図書館 幕末・明治期日本古写真メタデータ・データベース」などに収録している長崎の古写真について、撮影場所などタイトルや説明文に疑問があるものを、現地へ出かけて調査するようにしている。順不同。長崎以外の気付いた作品も取り上げる。

目録番号:4872 磯子の菖蒲園
〔画像解説〕
明治中頃から、磯子や岡村・富岡では都心へ出荷される花卉の栽培が盛んになり、一部は輸出された。磯子は杉田の梅林など、古くから花作りで知られるが、明治中頃には間坂(まさか)の菖蒲園が横浜の名所として内外人を集めた。

■ 確認結果

目録番号:4872「磯子の菖蒲園」は、〔撮影者:日下部金兵衛〕であろう。
横浜開港資料館HPの4.明治期風景彩色写真に、「磯子の菖蒲園〔彩色写真・日下部金兵衛〕 明治中期」があり、同じ写真である。