長崎外の幕末・明治期古写真考 目録番号:5015 池上本殿寺と僧侶たち
HP「長崎大学附属図書館 幕末・明治期日本古写真メタデータ・データベース」などに収録している長崎の古写真について、撮影場所などタイトルや説明文に疑問があるものを、現地へ出かけて調査するようにしている。順不同。長崎以外の気付いた作品も取り上げる。
目録番号:5015 池上本殿寺と僧侶たち
■ 確認結果
目録番号:5015「池上本殿寺と僧侶たち」の作品。撮影者は、アメリカの立体写真販売会社アンダーウッド&アンダーウッド社の写真師で、1896年または1903〜1904年の来日時の撮影。明治37年(1904)発行の『Japan』というブックケース入りステレオ写真と思われる。
そのタイトルがどうなっているかわからないが、「池上本殿寺」は「池上本門寺」が正しいだろう。
現在の池上本門寺、大堂写真は、ギャメロンさん撮影。
池上本門寺(いけがみほんもんじ)は、東京都大田区池上にある日蓮宗の寺院。寺格は大本山、山号を長栄山、院号を大国院、寺号を本門寺とし、古くより池上本門寺と呼ばれてきた。また日蓮聖人入滅の霊場として日蓮宗の十四霊蹟寺院のひとつとされ、七大本山のひとつにも挙げられている。(ウィキペディア フリー百科事典)