山王神社の大クス 長崎市坂本2丁目
被爆の片足鳥居で知られている山王神社は長崎市坂本2丁目にある。被爆クスノキもここにある。現地説明板は次のとおり。
長崎市指定天然記念物 山王神社の大クス 指定年月日 昭和44年2月15日
この2本のクスノキは、胸高幹囲がそれぞれ8メートルと6メートルで市内にあるクスノキの巨樹の一つである。ともに昭和20年の原爆で主幹の上部は折れたため、樹高は10メートル内外であるが、四方に張った枝は交錯して一体となり、東西40メートル、南北25メートルの大樹冠を形成している。原爆の影響で一時落葉し枯木同然であったが、次第に樹勢を盛りかえし今日に至っている。
長崎市教育委員会