式見のエノキ  長崎市式見町

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式見のエノキ  長崎市式見町

長崎市式見町、式見小学校の正門左にある。根元1本の支幹は倒壊していた。現地説明板は次のとおり。

市指定天然記念物  式見のエノキ   指定年月日 平成10年4月30日 所有者 長崎市

このエノキは、樹高17m、幹回り5.8mあり、高さ1.7mのところから幹は3つに分かれ、その内の1つは周囲2.8mの大きさであり、樹齢は300年以上と推定されている。
三根山の山林の中にあった自然木であるが、その場所が、三根城、城山旧庄屋跡、戸長役場、式見小学校と移り変る中、他の雑木が伐採されたのに対し、この木は庄屋や戸長役場のように政治的に重要な場所の目印として残されたものと考えられる。また、エノキが旧街道の境界木として保存されてきたとも考えられる。
長崎市教育委員会(平成11年3月設置)