薩摩金山蔵 いちき串木野市下名
国道3号線が串木野市街へ入る手前、野下口の交差点から右折して行く。三井金山資料館がある。施設入館料は無料だが、坑道貯蔵・仕込蔵トロッコ見学は、大人700円。
薩摩金山蔵株式会社HPによる説明は次のとおり。
薩摩金山の歴史に身をゆだねる
今から約350年も昔、薩摩藩、第19代大守島津光久公の頃に鉱脈が発見され、ひと頃は、日本一の産金量を誇っていた串木野金山。江戸時代初期以来、薩摩の財政を支え、明治維新の原動力となったといわれるその存在は、数々の物語を私たちに語り、伝えてくれます。坑道の奥深くに刻まれた時と、時代の流れを感じてください。
本格焼酎のルーツ、そして仕込蔵の今
500年にもわたり、さまざまな変遷を経ながらも、庶民が楽しむ蒸留酒として生き続けてきた薩摩の本格焼酎。薩摩金山蔵では、串木野金山の350年に亘り掘り続けられた総延長120キロメートルにもおよぶ坑道に、甕仕込みと甕貯蔵の蔵を構えております。
…仕込みの様子は、坑道内の仕込蔵で実際にご覧いただけるようになっております。また、坑道内は1年を通して20℃前後という一定した気温に保たれ、地下ということもあり紫外線はゼロ。焼酎作りだけでなく、濵田蔵置場1,000リットル甕がずらりと並ぶ貯蔵にとっても、良い環境が整っているのです。…これほど地下深くに仕込蔵を持つ蔵も世界唯一、薩摩金山蔵だけです。