奥十曽のエドヒガン 伊佐市大口小木原
(旧)大口市街地から水俣方面へ国道268号線か広域農道で向い、小木原集落から十曽池(ダム)と十曽青少年旅行村のある十曽公園へ入る。十曽川沿いにさらに国有林内の林道を奥に進み、途中から右折して約2.9km、山の急斜面の林道を上がる。
東屋や駐車場があり、ここから300mほど歩いて登る。山奥のかなり高い所で道は険しい。市街地から車で30分は要する。
かごしまの名木 45 愛称 エドヒガン 樹種 エドヒガン
所在地 大口市小木原十曽国有林内 所有者 国
幹周 11.28m 樹高 28m 樹齢 600年 本数 1本
鹿児島県総合観光サイト「ゆっくり悠・遊観光かごしま」の観光スポット巨木・古木による説明は次のとおり。桜の開花期写真は同HPを参照。
日本一のエドヒガン桜 所在地 伊佐市大口小木原 (旧大口市)
昭和52年市街地の北西にある奥十曽渓谷の上層部の国有林の岩矢谷で発見されたサクラの木が日本一のエドヒガン桜です。この桜の木は、樹齢はおよそ600年を超え、高さ28メートル、目通り円周10.78メートル、胸高周囲11.28メートル、根廻り21メートル、東西の枝張25.8メートル、南北23メートルもあります。根は二股になっており、根の空洞はイノシシの住処になっていたほど巨大です。
このサクラは、平成12年の「巨樹・巨木100選」に選定され、花満開の季節には県内外の花見客で賑わいます。名実ともに日本一のエドヒガン桜です。