三井楽のエノキ  五島市三井楽町濱ノ畔

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三井楽のエノキ  五島市三井楽町濱ノ畔

国道384号線が三井楽へ入り、遣唐使ふるさと館前の大橋を渡り、すぐ右折して白良ヶ浜遊歩道沿いの海岸通りを、みなと公園の方へ約1km進む。弁天様の小島先に釣り具店があり、背後に「三井楽のエノキ」が見えるので、左側の坂へ上がる。

2003年福江市針本氏作成「福江島 巨木地図」による説明は次のとおり。
三井楽  エノキ  5.70m

なお、同地図は下段に稀少植物(カカツガユ)を付記している。長崎県生物学会誌No.45
1985年(平成7年)6月に三井楽の記録があるので、近くに生育しているのだろう。
樹木解説HPでの「カカツガユ」は次のとおり。
高さは約3mほどの常緑低木。枝はややツル状で横に広がり、長いものでは10〜15mにも達する。茎には1〜2cmの鋭い刺がある。葉は互生し、葉身は楕円形で長さ2〜8cm。雌雄異株。初夏に葉の付け根から球形の頭状花序を出す。果実は径1.5〜2cmの球形で、秋に橙色に熟して食用となる。
本州(山口県)・四国・九州・沖縄・台湾島・中国大陸南部の島嶼部、沿岸部に点々と分布。もともと個体数は少なく、森林伐採や海岸開発、道路工事などによる減少が懸念される。