大通寺のショウベンノキ  五島市下崎山町

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大通寺のショウベンノキ  五島市下崎山町

福江港ターミナルから鬼岳の裾を行く県道165号線により崎山へ向かう。下崎山の崎山中学校角から左折すると、すぐ大通寺がある。寺入口の公園側坂道下にある灰褐色の幹のやや大きな木がショウベンノキであろう。境内には、コンクリート製の太鼓橋があった。

2003年福江市針本氏作成「福江島 巨木地図」による説明は次のとおり。
大 通 寺  ショウベンノキ

五島市観光協会「五島市観光情報サイト 五島」歴史・文化の「文化財・史跡」に、「ショウベンノキ」を次のとおり記している。
また、Otoji.K氏「長崎の樹木」によると「四国(高知西南部)、九州(大分、長崎以南)、沖縄に自生。名は春の樹皮を傷つけると液が出ることに由来。加津佐町・ 岩戸山樹叢に低木のショウベンノキが点在する」ことを報告している。

ショウベンノキ  種 別 天然記念物

指定年月日 未指定  所在地 五島市下崎山町箕岳樹叢
琉球列島や台湾に産する常緑の小高木で、初夏に緑白色の小花を咲かせる。変わった植物名であるが、この木の枝を伐ると多量の樹液が出るので、この名が付けられたのであろう。九州の海岸に稀に生えるもので、崎山町箕岳のショウベンノキは樹高4m程で、群落をなしているので珍しい。