香 焼 (4) 香焼総合公園展望台からの展望 長崎市香焼町
「香焼」(こうやぎ)は、長崎港口のかつて島であった町。長崎市の南部に位置し、市街地から車で約30分である。香焼山円福寺は別項。
長崎さるくマップブック「香焼界隈」74頁による説明は次のとおり。
平成17年1月、長崎市と合併。香焼はもともと香焼島、陰ノ尾島の2つの島からなり、徳川時代は佐賀藩深堀領の所領でした。廃藩置県後は長崎県深堀村に属しましたが、明治31年(1898)に分村。その後100年という長い年月は香焼町として石炭業、造船業と共に歴史を築いてきました。
昭和46年に完成した臨海工業用埋立で長崎半島と陸続きになり、旧造船所施設を三菱重工業(株)が取得し、世界的規模の造船機械産業の立地となりました。
香焼という地名は、弘法大師の焼香伝説に由来しています。
(4)は、香焼総合公園展望台からの展望 現地説明板は次のとおり。
昭和55年(1980)5月開設。延べ面積152.180㎡。展望台からは、女神大橋や伊王島など360度パノラマの絶景を一望できる。北東の方向には、香焼の発展を担った三菱重工業(株)長崎造船所香焼工場が見えます。…