小野の六地蔵石幢群 六基  諌早市小野町ほか

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小野の六地蔵石幢群 六基  諌早市小野町ほか

国道57号線により諫早市街から諌早市小野町まで行く。宗方町の次に「小野小学校前」交差点があり、右折して旧道の道へ入る。すぐ「小野の天満宮」があり、鳥居をくぐって中へ入ると、境内の右の一角に「小野の六地蔵石幢群」が祀られている。
天満宮入口の鳥居の先にある石造参道橋や石門も見事なものであった。
長崎県HP「長崎県の文化財」による説明は次のとおり。

小野の六地蔵石幢群 六基  県指定有形民俗文化財

指定年月日 昭和56年3月27日 所在地 諌早市小野町676、赤崎町748の1ほか
所有者 諌早市小野町町内会、赤崎町町内会ほか
小野の六地蔵石幢群は、旧小野村に残っている数少ない石造物である。銘によれば何れも天文年間(1532〜1554)に建立されたものである。また建立者の銘「悦岩宗喜」、「藤原尚信」などは、西郷氏の領国経営にかかわる人物と思われる。
形状は、何れも佐賀型で、宝珠、笠、龕中台、上竿、下竿からなる重制、正体であるが、尊像の頭部を欠いているものが多い。これらの六地蔵石幢は、県下でも古く、長い年月の風化にたえ、地域の人々の信仰に支えられて、今日まで保存継承されてきたものであり、民俗文化財として貴重である。