仲沖町サイクリングロードのクヌギ 諌早市仲沖町
国道207号線の諌早市永昌町交差点から四面橋を渡って竹の下通りへ行く。泉町交差点の四叉路を右折して商店街通りに向い、本明川の諫早橋を渡り次の交差点から左へ入る。
しばらくすると港橋があり、かつて光江津と呼ばれたところの川と合う。川沿いのサイクリング道路を上流へ行くと、この「クヌギ」の木がある。小橋を渡った対岸に道角に古い石屋根の地蔵堂があった。
クヌギは「諌早市名木百選」によると、幹囲3.00m、樹高21m。諌早市「諫早近世史」平成2年刊149頁にも、旭町のナンキンハゼの近くに「クヌギ(ブナ科の落葉樹 幹囲2.92m)がある」と記している。
わからないのは、このナンキンハゼの方。「旭町には幹囲3.47mの個体がある。恐らく県下では有数の巨樹であろう」とある。旭町の一帯を探したが、木はもう見当たらない。クヌギの手前の木ではないようだ。
諫早湾の小水門と芥川賞作家・野呂邦暢の終焉の地に出合った。