伊木力橋梁,山川内(袴川)橋梁  諫早市多良見町

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伊木力橋梁,山川内(袴川)橋梁  諫早市多良見町

長崎市街から大草経由JR長崎本線沿いの県道33号線により行く。長与駅を過ぎ松ノ頭峠のトンネルを越すと鉄道とも大村湾岸の伊木力へ下る。
伊木力へ出る手前に下川内バス停があり、右方山川内の谷間に長崎本線伊木力橋梁,山川内(袴川)橋梁が続けて見える。
諫早市多良見町からなら、国道207号線により伊木力まで行く。
後の3枚は、すぐ近くにある赤煉瓦造の跨道橋と峠にかかる松ノ頭トンネル出入口。

土木学会編「日本の近代土木遺産(現存する重要な土木構造物2000選)」の中より、九州での河川、道路を主とする公共的な土木施設を紹介した社団法人九州建設弘済会HP「土木遺産 in九州」長崎県の中の説明は次のとおり。

伊木力橋梁,山川内(袴川)橋梁  長崎県諫早市多良見町   〔橋 梁〕

石洪渠を含め知られている鉄道用の石アーチは3例のみである。          

所在地・完成年等
●所在地:長崎県諫早市多良見町
●完成年:1898年(明治31年)
●設計者:不明
●施工者:不明
●管理者:不明
●文化財指定等:

施設の形式・諸元
●橋長:6.1m(単線)
●径間:9.1m
●形式:石拱渠(石ポータル、放物線)

遺産の説明(社会的背景・歴史的・文化的価値など)
伊木力橋梁は、多良見町山川内郷の道路を跨ぐJR長崎本線にある現役の拱渠橋です。重厚な石造りで、アーチは放物線状をなす総石造りの鉄道用拱渠は大変珍しいものです。
山川内橋梁は、多良見町山川内郷の山川内川を跨ぐJR長崎本線にある現役の拱渠橋です。重厚な石造りで、比較的大きな川を跨いでおり、石洪渠では最大のスパン長を誇ります。アーチは、特異な放物線状をなす総石造りの鉄道用拱渠は大変珍しいものです。

交通アクセス  長崎本線 本川内駅より車で約5分