宇久町に残るアーチ石橋 佐世保市宇久町
佐世保市宇久町に残るアーチ石橋は、1橋である。妙見神社の旧参道に架かる「妙見橋」。
宇久平港ターミナルから右へ佐世保市宇久行政センター前を通りながら、広い道を左折して宇久小学校角まで上る。信号を左へ県道160号線に入る。宇久高校を過ぎて300mほど行くと、右手に「愛宕山道」のゲートがある。
この手前に川が流れ、県道脇から見ると上流側にアーチ石橋がわかる。
ゲートの山道をたどると10分ほどで県道から回り込んだ車道へ出る。妙見神社(山本神社)はこの上にある。
大木とともに案内してもらった地元の大岩先生の話では、旧参道の橋「妙見橋」は1年ほど前にわかり、佐世保市(吉井町・世知原町を含め)33番目のアーチ石橋。架橋は100年くらい前ではないかということであった。
HP「長崎県の石橋を訪ねて」による説明は以下のとおり。
同HPによると、妙見神社拝殿脇の築山に小さな桁石橋があり、平成9年まで現役の石桁橋であった「観音橋」(場所?)の板石も現地に保存されているとの記事と写真があるので、同HPを参照。私は見忘れた。
写真 第 169 番 妙 見 橋 佐世保市宇久町平郷
宇久島にもあったアーチ橋。小値賀や上五島にも期待したい。
架橋年は未確認 石工 烏山 伊勢蔵 長さ 5.5m 幅員 2.8m
市街地から登る。県道に出て宇久高校を過ぎて道が直線になったら200m程度。妙見神社への旧参道に架かる。(傍にあるゲートには愛宕山道と記載)
長崎県の離島には、対馬厳原と五島福江にしか残っていないと思っていたら、こんなしっかりした石橋が残っていたとは驚きだ。