月ノ浦のツバキ 南松浦郡新上五島町榊ノ浦郷
五島列島はツバキの島である。これは大きさ・樹形等総合点から上五島一とされる大ツバキ。本年春に存在がわかり新聞に載り、私は前に上五島へ行った時、高仏の大タブ前の小島鉄工所主から話と、日島とは湾を挟んだ対面となる月ノ浦にあると場所は聞いていた。
若松港ターミナルから山手の若松トンネルを越し、若松中央小学校前に出、右折して海岸沿いの市道を榊ノ浦方面へ進む。榊ノ浦の先は海岸沿いから山手高台を越すようになり、下ると月ノ浦の集落となる。
大ツギキは下りかけた最初の民家、左方の山田政夫宅の下道側に立つ。主の話ではツルに覆われていたが、平成元年伐り払い樹勢が戻った。実は多く早くつけるが、老木のため落ちる実が多いと言う。
後の2枚は大タブ。山田宅の周りに数本あった。
新上五島町及び上五島やぶ椿会作成「新上五島町管内椿及び巨木調査」資料による説明は次のとおり。
番 号 ⑤ 種 類 椿 胸高直径 0.59(1.86m)
位 置 若松 月ノ浦 山田政夫宅前
概 要 大きさ・樹形等総合点で五島一