田上にある「いなり志んじやみち」の標石

イメージ 1

イメージ 2

田上にある「いなり志んじやみち」の標石

平成19年7月20日午後6時近く、三景台から田上交差点の方へ直接出る近道の狭い車道をバイクで下っていたら、田上近く家の前の広い駐車場の真ん前に地蔵と石がポツンと立っていた。写真は上のとおり。自然石は平仮名と漢字まじりの字があり、最後は埋れているが「みち」である。

写真を撮っていたら、先隣の家の年配の人が窓を開け、「これは何の石ですか」と聞く。聞きたいのはこちらである。地元でも書いている字の意味がよくわからないからであろう。とりあえず写真に収め、自宅に帰って考えてみることとした。

今、パソコンにより字を拡大し、5分ほどしてわかった。普通どおり縦に読んだら駄目である。これは左下がりの斜めに読む。そうすると「いなり志んじやみち」となる。乙な配列の字を刻んだ古い造りの道案内標石である。珍しいのを見つけた。
バイクは通り過ぎわからなかった。市内地図で確認すると近くにたしかに「稲荷神社」があった。右上へ上って行く道なので、方角も字の向きで指しているのかも知れない。

長崎市南公民館どじょう会「長崎の碑(いしぶみ)第4集」22頁によると、「稲荷神社道石碑」とし「※(いなり志んしゃみち)」と読んで紹介していた。寸法は、440×400×950mm。