黒子島原始林  平戸市大久保町黒子島

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黒子島原始林  平戸市大久保町黒子島

平戸瀬戸にある小島「黒子島」。植生が原始林。昭和26年国の天然記念物に指定されている。
島は遠望しかできない。平戸城天守閣へ登ればよく見える。駐車場のある平戸観光協会レストハウスに行くと、庭園の隅で間近に見え説明板があった。
後の4枚は、平成20年7月15日に的山大島フェリーから写した。
長崎県HP「長崎県の文化財」による説明は次のしおり。

黒子島原始林  天然記念物(国指定)

指定年月日 昭和26年6月9日  所在地 平戸市大久保町黒子島
管理団体 平戸市
黒子島は、平戸瀬戸にある面積3haの小島である。古くから弁財天が祀られていて、全島の照葉樹林がよく保護されている。2通りの植物群落があり、島の外周にはハマビワ群落が取り巻いている。ハマビワのほか、マサキ・トベラ・マルバグミなど耐塩性のある植物からなる。
島の大部分は、スタジイとタブノキを主木とし、樹高は18m、最大幹径70cmを越す。クロガネモチ・ホルトノキ・バクチノキ・シロダモ・ヤブニッケイ・ヤブツバキなど常緑樹が茂り、林下にはムサシアブミ・ノシラン・ホソバカナワラビ・フウトウカズラ・テイカカズラが繁茂する。アコウの巨木もあり、またビロウも生育する。
島全体の原始性は高く、この地方の低地林の原形をよく残している。