松浦鉄道の橋梁 佐世保市吉井町
平成20年5月21日、佐世保市吉井町へ行く。松浦鉄道の橋梁を見た。
潜竜ヶ滝・吉井駅2km間に、福井川・吉田・吉井川の3橋梁がある。国有形文化財に2006年登録された。
旧国鉄伊佐線(現松浦鉄道)の施設。戦時中の鉄筋不足の時代、コンクリート造連アーチに続けて,鉄筋コンクリート造の単桁を架けた橋梁等。スパンドレルに連続アーチを穿ち,軽量化を図るなど,官設鉄道当時の橋梁建設技術を伝え貴重とされる。
松浦鉄道HP「ぶらり松浦鉄道」の中のデータは次のとおり。
福井川橋梁 (写真 1〜4)
建 設 年 : 1942年(昭和17年)
アーチ部全長 : 67m06cm
アーチ半径 : 10m×3
吉田橋梁 (写真 5〜7)
建 設 年 : 1939年(昭和14年)
アーチ部全長 : 58m00cm
アーチ半径 : 5m×5
吉井川橋梁 (写真 8〜11)
建 設 年 : 1944年(昭和19年)
アーチ部全長 : 45m88cm
アーチ半径 : 5m×4
写真12〜13は、福井川橋梁に取り付けられている国登録有形文化財の説明板と文化庁の同プレート。
3橋梁の位置図は石橋図のとおり。