大黒天磨崖仏  雲仙市小浜町雲仙

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大黒天磨崖仏  雲仙市小浜町雲仙

温泉山仏教文化のなごりか、自然石に彫られた大黒天像の磨崖仏が、雲仙温泉の別所ダム(鴛鴦の池)北方奥にあり、大黒天神社として祀られている。
温泉街別所入口から左折。県道そばの駐車場からダムの上を行く遊歩道を400m歩く。
現地説明板は次のとおり。
大黒天磨崖仏

この鳥居の奥には、自然石に彫られた大黒天像があります。大黒さまは七福神の筆頭神として親しまれていますが、本来はインドでの戦闘の神だったようです。平安時代に日本に入ってから、中国読みのお名前が大国主神に共通する読みをもつことから、福徳の来訪をあらわすめでたい神として信仰されるようになりました。           環境庁・小浜町

なお、三枯の松ネットワークのブログに次の記事があった。

温泉山の大黒天像     2006−07−19 164517/ 史跡名所

温泉街から少し離れた所に「オシドリの池」があります。貯水ダムですが冬場になると、多くの冬鳥(カモ類)が渡ってきて湖面を賑わしています。オシドリが長崎県の鳥なので、この名がついたようです。
大黒天磨崖仏は、このダムの工事のときに発見されたと昭和40年の新聞記事にあります。大黒山が昔の名称として残っており、巨大な岩の固まりに「大黒天」彫られています。400年程前に彫られたという話です。