福田千本松原のアコウとマツ 長崎市福田本町
長崎市西部の福田本町。国道202号線により行く。福田千本松原の先の海は埋め立てられ、海上レジャー基地”長崎サンセットマリーナ”となっている。
福田の浦は、長崎港が開港される前に開港された。長崎の港口に当り、千本松原は古台場跡である。今は姿を変え、松とともに遺跡らしさもところどころしか見受けられない。
台場跡の石垣にはアコウが群生していた。口之津町早崎漁港の群落に及ばないが、長崎市内では珍しい群生地であろう。
千本松原であった名残りを偲ばせるマツの大木は、数本が福田中学校裏門辺りに残る。マツの大木はなかなか目にすることがない。ブログに登場させるため市内でマツを探していたが、やっと会った感がする。
福田中学校の正門内庭にも、アコウが植えられ大きくなっていた。なお、山手の福田天満宮にもクスノキの大木がある。