アラガー  宮古島市伊良部字佐和田 ( 沖縄県 )

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アラガー  宮古島市伊良部字佐和田

サイト「近世以前の土木・産業遺産」沖縄県リストによるデータは、次のとおり。県道204号により伊良部島の北西となる字佐和田まで行く。集落内に入りスーパーみなみの近くに「アラガ—」があるが、荒れて場所がわかりにくいから、所在図を参照。 

アラガー
宮古島市(伊良部島) 石積井(円形) 径1.8m,深4-4.5m 近世以前?→近世(大親時代)の改修 市史跡 現地解説板/WEB 周囲が高い柵で覆われ、内部は放置状態なので、視認不可能 鳩が雑木林に出入りしていることから発見されたという伝承にちなんで、「鳩見付きカー」とも呼ばれる 4 C

宮古島市HPの宮古島市の文化財 > 史跡1〜25による説明は、次のとおり。

市指定史跡 アラガー  指定年月日: 昭和55(1980)年6月26日
字佐和田の西側にあり、佐和田ではもっとも古い井戸です。
縦8m、横6m程の敷地に直径1.8m、深さ4〜4.5mの井戸です。
昔、この辺一帯は広範囲にわたって雑木林が発達しており、入江側は塩田が発達していたようです。
起源は、鳩が雑木林にしきりに出入りしているので、この井戸を見つけたと言われ、一名「鳩の見つけ井戸」とも言われています。
この井戸が発見された事によって、元世乞(ムトゥユークイ)周辺にあった集落が現在地の家後原に定着していたと考えられます。
構造は、湧き水の縁を石で囲った簡単なものですが、大親時代に大きく改修され現在の佐和田の集落形成の元になった重要な井戸です。