小鹿の堤の余水吐 甲佐町小鹿
サイト「近世以前の土木・産業遺産」熊本県リストによるデータは、次のとおり。県道220号宮内小学校の背後にあり、井戸江峡の大吊り橋近くから小鹿の分岐道へ入る。やや広い谷間の田の小川に出て、この川沿いの荒れた車道を、まっすぐに登って行くと、小鹿の堤に着く。
余水吐は左奥にあり、岩盤を掘った一部石積みの底面と、その下は滝のように岩盤の中を落下していた。堤からかなり下部の橋のところに、水路取入口があった。
小鹿の堤の余水吐 おが
(上益城)甲佐町 渓流 余水吐 幅10m以下,長20m 寛永2(1625) 町教委 保存状態良好 岩盤を加工して造られている(部分的に石積を使用) C