国内最大の肉食恐竜の化石 ティラノサウルス科の歯2点 長崎市の白亜紀の地層から
2015年7月14日付 西日本新聞夕刊の記事は、次のとおり。
長崎市教育委員会と福井県立恐竜博物館は14日、長崎市の白亜紀後期(約8100万年前)の地層から、国内で初めて、肉食恐竜「ティラノサウルス科」の大型種の歯の化石2点を発見したと発表した。恐竜の体長は10メートル程度と推定され、肉食恐竜としては日本最大。同じ地層から別の恐竜の化石1点も見つかった。…
化石は昨年5月、長崎半島西海岸に分布する「三ツ瀬層」と呼ばれる地層から発掘された。1点は下顎左側の歯とみられ、エナメル質で覆われた「歯冠(しかん)」と呼ばれる部分はほぼ完全な形で残っていた。歯根を含む高さが8・2センチあり、最大幅が3・8センチ、厚さ2・7センチ。縁は肉食恐竜に特徴的なのこぎり状だった。もう1点は欠けたり、圧力で変形したりしており、高さが7・8センチ、最大幅3・7センチ、厚さ2・2センチ。…
=2015/07/14付 西日本新聞夕刊=
化石は17〜20日と、25日〜9月23日に長崎市油木町の長崎市科学館で、7月21〜24日は同市布巻町の三和行政センターで公開されているので、きょう三和行政センターへ見学に行った。
発掘場所は、長崎半島西海岸というので、多分このあたりだろうと思われる。