円福寺のアコウ・カゴノキ 長崎市香焼町
香焼山円福寺は、空海(弘法大師)が中国へ渡る際、お香を炊いたといわれる伝説の地。寺は長崎市香焼町の山手にある。遠見番所跡の小高い山に続く狭くて急な石段の途中に地蔵が点在している。大きな洞穴の祠では岩にへばりついた奇怪なアコウがあった。近くでシイやカゴノキの大木も見た。
後ろの写真は、香焼中学校近く田の浦団地前に街路樹として植えられているアコウ。幹が絡んでる太いアコウは、尾上のかつての海岸沿い道の住宅地で5本見た。ここのは昔から有名。
Otoji.K氏HP「長崎の樹木」リストの中(街路樹)の説明は次のとおり。
香焼町・円福寺
円福寺の裏山の急な石段を登るとギョクシンカの低木がある。さらに登っていくと、浅い洞窟があり、像が安置されている。岩にはアコウの木が伸びていて、気根が垂れ下がっている。異様なというか、神秘的というか、不思議な雰囲気がある。近くにはカゴノキの大木もある。
香焼町のアコウの街路樹
アコウとしては大木でもないし、街路樹としても本数は少ないが、アコウの街路樹はめずらしい。