大土居小水城・跡  春日市昇町 ( 福岡県 )

イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

イメージ 4

イメージ 5

イメージ 6

イメージ 7

イメージ 8

イメージ 9

イメージ 10

大土居小水城・跡  春日市昇町

サイト「近世以前の土木・産業遺産」福岡県リストによる説明は、次のとおり。対馬厳原港から博多港へ渡り、熊本県玉名市まで南下した。以下はその報告。
春日市の「大土居小水城・跡」は、県道505号大土居交差点近く県道沿い左右にある。

大土居小水城・跡 おおどい、しょうみずき
春日市昇町7丁目(土塁) 昇町8丁目(自然丘陵) 土塁、自然丘陵 土塁部: 長75m,幅40m,高8m 天智3(664)? 国特別史跡 市教委/WEB/現地解説板 自然丘陵部分と、その東に伸びる土塁部分からなる/写真は土塁部分 水城(太宰府市・大野城市)の西側に位置する小水城/発掘調査により版築工法の使用が確認/導水の役割を果たす木樋も、取水部で木樋本体、吐水部で木樋下層の石敷遺構が確認がされた/水城と同時期の築造と推定されている 2 B

九州国立博物館サイト「西都 太宰府」古代大宰府関連遺跡による説明は、次のとおり。

大土居おおどい水城
小水城の中で、本格的な発掘調査が行われたのは、春日市昇町の大土居水城です。大土居水城の発掘調査の結果、土塁の推定高は約8m、基底部の推定幅は約40mで、水城大堤と同じく版築により土が積まれていました。
また、導水の役割を果たす木樋の調査も行われ、取水部では長さ約8mにわたって木樋本体が残存することが確認され、吐水部では木樋本体は残存していなかったものの、その下層の石敷遺構が確認され、木樋の規模が土塁と同じく、水城大堤の約1/2であることなども分かりました。