天神山小水城・跡 春日市天神山ほか
サイト「近世以前の土木・産業遺産」福岡県リストによる説明は、次のとおり。春日市の「天神山小水城・跡」は、あまり紹介がなく場所がわかりにくいが、「大土居小水城・跡」の近く。
県道505号大土居交差点から西の市道へ入り、天神山バス停先の牧うどん角から右折する。天神大神を祀った天神山を周回する車道があり、史跡説明板が3箇所にあった。
大野城市の「上大利小水城・跡」は、すでに載せた。
天神山小水城・跡 てんじんやま、しょうみずき
春日市 天神山1丁目 土塁、自然丘陵 土塁部: 長85m,幅25m 天智3(664)? 国特別史跡 市教委/WEB/現地解説板 自然丘陵部分と、その東に伸びる土塁部分からなる写真は、手前が土塁、遠くの山が自然丘陵部分 水城(太宰府市・大野城市)の西側に位置する小水城/土塁が比較的明瞭に残された小水城/発掘調査により盛土の土留めとしての木の杭を打ち込まれた状況などが確認/水城と同時期の築造と推定されている 2 B
九州国立博物館サイト「西都 太宰府」古代大宰府関連遺跡による説明は、次のとおり。
天神山水城・上大利水城
水城跡の西方約3.8kmの場所にある春日市の天神山水城や水城跡から一番近くにあたる小水城である上大利水城も、大土居水城同様、土塁が比較的明瞭に残された小水城です。
特に、上大利土塁は、昭和54年(1979年)に発掘調査が行われ、土塁下から、盛土の土留めとしての木の杭を打ち込まれた状況などが確認されました。