寿昌寺の仁王像  薩摩川内市入来町副田

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寿昌寺の仁王像  薩摩川内市入来町副田

入来麓武家屋敷群の北側から橋を渡って、国道328号線へ出る。その国道沿い。現地説明板は、次のとおり。
最後の写真は、県道328号で鹿児島市へ戻る。入来峠手前で見た清浦ダム上の大谷山(標高444.7m)か。

寿昌寺の仁王像

仁王は、釈迦に仕え仏法やその聖域(寺院や仏壇)を守護する執金剛神が阿形・吽形二体に分化したもので、「二王」とも呼ばれています。また、裙(裳)を腰に纏うだけの上半身裸形で、筋骨隆々とした姿で表されることから「金剛力士」とも言われます。
この仁王像は下半身がありません。ある人が切り取って石臼を作ったためで、その人は後に仏罰を受け歩けなくなったそうです。製作年は不明ですが、江戸時代初期のものではないかと言われています。
寿昌寺は、入来院氏の菩提寺であり、領内随一の寺院として明治維新の廃仏毀釈まで尊崇されました。
平成23年2月  薩摩川内市教育委員会