成相寺石盤  兵庫県南あわじ市八木馬回

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成相寺石盤  兵庫県南あわじ市八木馬回

現地説明板は、次のとおり。室町時代の石の湯槽か?珍しい。外壁の銘文はわからなかった。
南あわじ市街の国道28号鳥井交差点から、成相ダムの方へ入る。途中、成相川対岸の成相寺に渡る橋があるが、渡らず少し進む。石盤はすぐ車道右側の民家前にある。

県指定文化財 成相寺石盤(せきばん)

指定年月日 平成3年3月30日
所有者 水田房男 管理者 三原町教育委員会

この石盤は、成相寺のもとの境内(寺より南約100m)にあり、石の湯釜、護摩鉢等と伝えられてきたが、県の一部実測と遺存状況確認調査により、湯槽(ゆぶね)とすべきであろうとされた。また、ここは寺の参道べりであり、石盤後方(西側)に石垣状の構造物の一部がみとめられたことや、前方の川堰を「湯殿の井手」と伝えられてきたことなどから、中世寺院における湯屋等の設備が想定される。
石材は砂岩で、ほぼ中央部で大きく二つに割れ、口縁部上面の割れ口にかすがいの痕を二カ所にのこしている。また外壁には銘文がある。
平成3年11月   兵庫県教育委員会