大杵社の大スギ 由布市湯布院町
国東半島めぐりに行く途中、由布市湯布院町「大杵社の大スギ」に寄った。国天然記念物が「豊の国の名樹」に表れていない。所管が違うのか困った大分県リストとなっている。
JR由布駅から、南の山手を通る県道11号線へ出て、湯平方面へ向かって登る。途中に大杵社参道歩道と、その先に駐車場登り口の案内板がある。由布岳は日出生台へ向かう途中から。
大分県教育庁文化課HPの指定文化財による説明は次のとおり。
国天然記念物 大杵社の大スギ
指定年月日 昭和9(1934)年8月9日 所在地 由布市湯布院町大字川南
スギの巨樹で根回りは15.75m、胸高幹囲は10.6m、幹は地上から4mの高さで2分岐し、主幹は東側にあって直立、樹高は約37mに達する。株元には南西側に空洞があって、幹の内部に通じている。枝張りは、東9.5m、西9.0m、南4.5m、北13.5m。本樹の多数の枝が幹から水平の方向に広がり、樹姿は整っていて壮大森厳である。最近、主幹の表皮がはげ落ちたり、梢が枯れる現象が生じて、樹勢はやや衰えている。