有ったぞ 神崎鼻の海軍省標石 佐世保市小佐々町
佐世保市の高橋輝吉氏から、8月19日に上記写真を添えて、次のメモをもらっている。
有ったぞ 神崎鼻の海軍省標石
海岸近くのやぶ林の中。地元方存じ(2本)。
林の中、標石より1.5m左より、伊島(右側)or黒島(左側)を写す。
オノ鼻より大島、崎戸、黒島、伊島、神崎鼻。海軍省図面どおりの所だった。
「第二〇七号」「佐世保軍港境域標」「明治四十五年三月十五日」
海軍省「佐世保軍港境域標」207号を、小佐々町神崎鼻(「日本本土最西端」碑の南東側海岸)林間で新たに探し出した報告である。近くの魚見崎208号は5年前に見つけていたが、私を先日、大瀬戸町オノ鼻(高帆山の西側)202号などに案内したのをきっかけに、再度、海軍省地図のこのラインを調査されたらしい。
オノ鼻標石は前の記事を参照。 https://misakimichi.com/archives/2409
大瀬戸町オノ鼻202号から、佐世保市小佐々町神崎鼻207号間は、号数が飛んでいる。大島、崎戸、黒島、伊島に残っている可能性があるが、まだわからないそうである。
なお、小佐々町楠泊の姫神社前海岸には、昭和15年水路部「海軍水準」という全国でも珍しい標石が残っている。高橋氏はご存知だった。
この項は次の記事を参照。 https://misakimichi.com/archives/960