国指定名勝 旧円融寺庭園 大村市玖島
国道34号線の西本町交差点からJR大村駅の方へ向かう。途中の裁判所前バス停から右折し、内田川の橋を渡ると、その先に護国神社がある。ここが国指定名勝 旧円融寺庭園である。
護国神社の左上に春日神社があり駐車でき、庭園を上から眺めることができる。
「国指定文化財等データベース」長崎県による詳細解説は次のとおり。
名称: 旧円融寺庭園
ふりがな: きゅうえんゆうじていえん
種別1: 名勝
指定・登録・選定年月日: 1976.12.27(昭和51.12.27)
指定・登録・選定基準: 一.公園、庭園
所在都道府県: 長崎県
所在地(市区町村): 大村市玖島
詳細解説
S52-1-006[[旧円融寺庭園]きゆうえんゆうじていえん].txt: 承応元年(1652)藩主大村純長が創建し、明治初年廃絶した天台宗円融寺の旧地にある。寺域南限の山畔中央の高所に巨石を据えて三尊石を組み、これを中心として斜面全般に400余個の石を立てまたは臥せ、地形の起状に従って作り出した枯滝・枯流等によってこれらの石組の配置を抑揚豊かなものに構成している。また左手に7段から成る枯滝を作りその水落石には白色の石炭岩を用いるなど、全体としてその意匠は華麗でかつ創意にあふれ江戸時代初期作庭の特色をみることができる。 長く荒廃しツツジ等の徒長した樹叢に埋もれていたが、昭和44年現況に復旧されたものである。