徳道の「みさき道」沿いに「ゆうこう」の木があった  長崎市以下宿町

イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

イメージ 4

イメージ 5

イメージ 6

イメージ 7

イメージ 8

イメージ 9

イメージ 10

イメージ 11

イメージ 12

徳道の「みさき道」沿いに「ゆうこう」の木があった  長崎市以下宿町

「みさき道」の徳道車道三叉路に、「長嵜ヨリ五里」「御嵜ヨリ二里」の大きな里程道塚がある。
柚の新種「ゆうこう」の木が、新たに見つかった場所は、道塚から300mほど車道を野母崎ゴルフ場裏門口の方へ向かって行った所。
広い水仙畑を過ぎると、右手に高い杉木立があり、脇に畑小屋の白い建物が見える。ここは枇杷や八朔の畑となっており、杉の後ろ枇杷の木との間に挟まれ、「ゆうこう」の木があった。

2009年1月15日付長崎新聞「あの人この人」に、”謎のかんきつ類を追う”とし「ゆうこう調査に情熱を傾ける」川上氏が載った。「ゆうこう」は、彼が新種発見のきっかけをつくった。
昨年10月、伝統的な食文化を守ろうとスローフード協会国際本部(イタリア)が進める「味の方舟」計画の認定品目となり、トリノ大会へ行った。
長崎県内を主に、自生樹の分布を丹念に調査しており、現在では120本余りを確認している。新聞を見た人から新たな情報が五島などからも寄せられ、今回、「ゆうこう」が徳道の「みさき道」沿いにもあることがわかった。

彼も私も「みさき道」歩きなどで、この道は良く通る。これまで気づかなかったのは、進行方向の逆で、あまり振り返らない。高い杉の後ろとなり、枇杷に隠れていたためであろう。畑の周りは八朔が植えられ、その観念しかなかった。
畑の所有者から今回、川上氏へ連絡が入り、彼が教えてくれた。先々代が種で植えたそうだ。
今の時季は「ゆうこう」が確認しやすい。徳道の現地の畑へ行くと、黄色い小ぶりな実が太陽の光に映えていた。幹囲70cm、樹高8mほど。
昨年1月、この木と思われるブログ記事が、実は次の山歩き記事にあった。その時に場所をよく聞いておいたら良かったのに、そのままとしていた。
参 照  http://blogs.yahoo.co.jp/sumiretyannn/1460410.html
今となっては、同じ場所の木なら、その方と山歩きの会に対し、たいへん申し訳ない。

徳道から帰りは、黒浜トンネル口へ出た。急なカーブの車道を下って行くと、軍艦島と海が見えてくる。ここの斜面の畑にも「ゆうこう」の木があった。幹囲90cmと60cmの2本。樹高7m位。
川上氏へ知らせたら、ここの木はすでに彼のリストに登載済みであった。2007年12月に見つけている。もう少し下るとダンプカー駐車場の横にもう1本あり、雑木の中で高いためわかりにくいらしい。