白鳥神社社叢 五島市玉之浦町玉之浦
福江港ターミナルから県道49号線と県道384号線により富江経由か、県道27号線と県道164号線により二本楠経由で玉之浦町中須に出て玉之浦町大宝まで行く。
富江経由は海岸部を通るので、急カーブが多い。後者が道が整備され、早くて楽である。
白鳥神社は玉之浦町玉之浦にあるので、大宝からは井持浦教会・玉之浦への県道50号線に入り玉之湾の左岸沿いに進む。
丘を越して井持浦教会が見える下りにかかるところで、右折する道に入り、林内の車道を海岸まで下って行くと白鳥神社へ着く。境内には、大ソテツも根を張っていた。
長崎県HP「長崎県の文化財」による説明は次のとおり。
白鳥神社社叢 県指定天然記念物
指定年月日 昭和52年1月11日 所在地 南松浦郡玉之浦町玉之浦郷1630
所有者 白鳥神社
この社叢は、福江島の南西端、玉之浦湾に面する丘陵斜面にある。主木はスタジイ・タブノキ・カゴノキ・イスノキ・クスノキ・ヂクチノキで、樹高20m、幹径70cmに達するものもある。林内には、ヤブツバキ・タイミンタチバナ・ナギ・ヒメユズリハ・モクタチバナ・ヤマモガシ・シロダモ・モクレイシ・ヤツデなどの常緑樹が数多く成育し、林下にはカツモウイノデ・アオノクマタケラン・フキトウカズラ・ビナンカズラ・サカキカズラ・イタビカズラ・トキワカモメヅル・キジョランなどが密生する。
長崎県下では、この地は男女群島についで温暖なところで、その風土をよく代表するのがこの社叢である。