天満宮の大楠(クスノキ) 天草市下浦町

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天満宮の大楠(クスノキ)  天草市下浦町

天草市本渡の中心通りから国道324号線により天草上島の方へ向かう。下浦町は本渡瀬戸の対岸部南側にあるので、天草瀬戸大橋を渡ってから右折し、龍ヶ岳町方面への国道266号線により南下して行く。
約2kmで右へ広い道が分岐し、下浦町の入口となる。この道によりJAと下浦郵便局角からまた右折して行くと、船津の天満宮に着く。昔の海岸線の道もあるが、狭くてわかりづらい。
熊本県自然保護課「ふるさと熊本の樹木」資料による説明は次のとおり。

登録番号  No. 59  登録 昭和57年2月20日
天満宮の大楠(クスノキ)
所  在  地  本渡市本渡町字船場2946
登録時の状況  樹齢 500年  幹の太さ 7.10m  樹高 25m
枝張り 南北25m×東西25m  樹幹 太枝分岐  樹勢 良
船場天満宮には、かつて、このクスノキの外、マツ、センダン、モミジと大木が林立していたそうであり、集落の小高い丘に位置しているため、夏になると憩いの場となり、住民の手仕事の場に、また、子供達のかっこうの遊び場となっていた。
今は、このクスノキの大木が1本残るのみである。昔、郡役所が富岡にあった頃、この船場は上島、下島を結ぶ交通の拠点としてにぎやかに船々が行き来していたそうで、今はその華やかさは失われてしまっている。