住吉のガジュマル防潮林  西之表市住吉 ( 鹿児島県 )

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住吉のガジュマル防潮林  西之表市住吉

現地説明板は、次のとおり。種子島の西側、国道58号住吉交差点から漁港の方へ下る。ガジュマル防潮林は、住吉港の堤防沿いに植えられていて、史跡説明板のあるガジュマルの大木は、港の右側奥に生える。

西之表市指定文化財(天然記念物)  ガジュマル防潮林  昭和34年8月10日指定

熱帯性のクワ科植物で常緑喬木で茎から多くの気根を生じ、独特の美しさを呈する。北限は、種子島といわれるが、本土の最南端佐多岬にも自生樹がある。
標準名の起源は、琉球でこの樹を「かぜまもる」といったことによるといわれる。その名の通り潮風に強く、また根は四方へ張っているので、防風・防潮・護岸の効用がきわめて高い。
このガジュマルは、沖縄から移植されたもので、明治初年に右の目的をもって計画植樹されたもので、植齢はいずれも100年以上である。自然の景観と人工の林相が特異な風光を作り出している。
平成12年1月  西之表市教育委員会