烏嶽円形分水  豊後大野市緒方町小原 ( 大分県 )

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烏嶽円形分水  豊後大野市緒方町小原

市報「ぶんごおおの」2009年8月号No.53による記事は、次のとおり。原尻の滝入口から県道7号により尾平越トンネルの方に向かう。烏嶽の麓、小原地区に案内標識あと2.4kmがあり大規模林道「宇目・小国線」へ入る。しばらく進むと右下への入口道があり、徒歩で10分ほど下った森の中に、直径約4mの円形分水がある。
豊後大野市では1カ所だけ。竹田市にもあるが、全国をみても30カ所程度しかない珍しい構造物らしい。

烏嶽円形分水
緒方町小原地区に烏嶽円形分水がある。長谷緒井路本線の水を小原方面と上緒方方面に分水するため、水路の水はサイフォンの原理を利用して、円形分水の手前から潜り中央から吹き上がる。
昭和13年の通水から71年間、常に一定の比率で分水され合理的な構造。豊かな実りを願った先人たちの思いが今も生き続けている。(通水時期は毎年5月連休明けから9月末)