鵜殿石仏群 唐津市相知町相知字和田
佐賀県HPの「佐賀県の文化財」による説明は、次のとおり。「天徳の湯」奥から石仏群へ下る遊歩道がある。
佐賀県史跡 鵜殿石仏群(うどのせきぶつぐん)
昭和31年3月1日指定
唐津市相知町相知字和田
石仏群
松浦川中流右岸の丘陵北面に刻まれた磨崖仏群である。50m余りの小仏龕(ぶつがん)から5mを超える不動明王まで六十余体の磨崖仏からなる。この石仏群は、伝承によれば唐より帰朝し、松浦に着岸した空海が阿弥陀・釈迦・観音を刻んだことに始まるとされる。その後、この岩窟に鵜殿山平寺が創建され、波多氏の信仰や援助もあって中世には隆盛したが、戦国の兵火で焼失、波多氏の遺臣久家次郎左右衛門尉が堂宇を再興し、やがて修験道場となり明王院と号した。