さが名木100選 2 高伝寺の梅(ウメ) 佐賀市本庄町
佐賀市内の国道34号線「医大入口」でガード下へ行き右折。大川方面への国道208号線に入る。西与賀町平松で国道はカーブし、すぐ本庄町で「高伝寺前」バス停があり、寺入口の案内標識がある。国道は「佐大南」交差点のまだ手前となる。
高伝寺は、恵日山と号する曹洞禅寺。天文21年(1552)鍋島藩祖鍋島直茂の父清房が建立した。以後、代々鍋島家の菩提寺として、また梅の名所として知られている。
名木の梅は、「霊徳寿梅」(れいとくじゅばい)と呼ばれ、墓所中央にある。
佐賀県同パンフレットによる説明は次のとおり。境内にはクスノキの巨木やイヌマキの名木もあり、保存樹として指定されている木が多い。
2 高伝寺の梅(ウメ)
・所 在 地 佐賀市本庄町本庄1112−1
・推定樹齢 370年
・大 き さ 樹高 4.5m 幹回り 1.8m 枝張り 4.2m
・登録番号 01179
この梅は、佐賀郡春日村玉林寺の金峰和尚から佐賀藩鍋島直茂に贈られたもので、高伝寺の墓所中央に位置し、毎年見事な花を咲かせる。
市天然記念物(昭和55年3月1日指定)