さが名木100選 37 与止目女神社のクスノキ 佐賀市大和町川上
佐賀市街の国道34号線国立病院前交差点で高架を下り、国道263号線に入るとまっすぐに大和町川上峡温泉へ着く。
赤いアーチ橋「管人橋」へ曲がって嘉瀬川を渡る。少し戻ると豊玉姫(龍宮の乙姫)とも言われる姫を祭る与止日女神社(よどひめじんじゃ)があり、広い駐車場がある。
春は桜が美しく、4月・5月には川面に約600匹の鯉のぼりが泳ぐ。この川岸に大楠が巨大な根を這う。
佐賀県同パンフレットによる説明は次のとおり。
37 与止目女神社のクスノキ
・所 在 地 大和町川上1−1
・推定樹齢 1400年
・大 き さ 樹高 20m 幹回り 7.2m 枝張り 22m
・登録番号 12341
このクスノキは、欽明朝25年(564年)創建の与止目女神社の一角に立っている。祭神は、神功皇后の妹、与止目女大明神(海や河の守護神)で、神社は「よどひめさん」の名で親しまれている。また、毎年6月頃になるとアオバズク(フクロウ科)がひなを生み育てるためにやってくる。