三輪神社などのクスノキ 長崎市琴海形上町
国道206号線により長崎市琴海形上町へ行く。形上小学校を過ぎ長崎市立琴海病院前に来ると、国道の左方に高木がこんもりした神社が見える。鳥居に「三輪神社」とあった。
境内由緒書によると、当時の形上村の庄屋相川新右衛門がキリスト教弾圧の偽装策として、寛永10(1633)年、智津大権現を祭神としてこの老碕の守に奉祀したとある。
神社の記事は、fwd−net長崎・諫早「神社に行こう」に紹介がある。
参道石段の中段右にあるクスノキはかなり大きい。幹周りは5mほどあった。
国道へ戻り少し行くと、これも国道沿いのすぐ左方へ、石垣で囲まれた高い木立がある。石垣の間の通路を入ると、クスノキの幹周り4mを越す大木を中心に、池のある庭園がこしらえられていた。
家は古くて小さく、庭はだいぶん荒れぎみであったが、何となく昔、形上地区で由緒のあった屋敷跡のようである。前記の形上村庄屋宅でなかったかと思っているが、確認はしていない。