小浜小学校のヒマラヤスギ? 雲仙市小浜町北本町
雲仙市小浜町北本町の小浜小学校は、国道251号線小浜警察署先の平松交差点から左へ上がった山手にある。
Otoji.K氏HP「長崎の樹木」リストの中「街路樹」及び樹木名の説明は次のとおり。
カラマツ(唐松・落葉松) マツ科カラマツ属 落葉高木
樹皮は暗褐色で鱗片票に剥がれる。葉は短枝に20〜40個束成し、針状で柔らかい。5月頃に開花し、雄花は黄色の卵形で、雌花は薄紅色の球形。球果(マツカサ)は9〜10月ころ黄褐色に成熟する。葉は秋に黄葉する。
日本特産の落葉針葉樹。本州中北部〜北海道など、冷涼な地域で育つ。写真は小浜町・小浜小学校のカラマツ。撮影は6月。
ヒマラヤスギ マツ科ヒマラヤスギ属 常緑高木
枝は水平に広がり、樹冠は円錐形。樹皮は灰褐色で鱗状にはがれる。葉は針状で多数束生する。10〜11月に開花し、雄花は3cmほどの穂状で、雌花は円錐形で淡緑色。球果は6〜13cmの卵形で、翌年の秋に成熟する。
スギと名がついているがマツ科。球果と雄花は11月。最下部は雄花序(1月)。
小学校を訪れてみた。正門を上がった校舎の前に3本あったが、毛虫の害で1本は伐られている。校名碑の両脇にあったワシントンヤシも伐られている。
Otoji.K氏が写真を撮った時には、学校もたしかに「カラマツ」と名札をつけていた。今は「ヒマラヤスギ」の名札に変っていた。常緑樹。枝や樹冠の形から、やはり「ヒマラヤスギ」と思われる。
別のところに「カラマツ」は生えているのに、私がこの木を写真の木と見間違ったのかも知れないから、再度訪ねたい。