西 郷 松  龍郷町久場 ( 鹿児島県 )

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西 郷 松  龍郷町久場

龍郷町HPによる説明は、次のとおり。国道58号の龍郷町役場前から県道41号に入り、龍郷湾を今井崎の方へ向かう。久場の阿丹崎湊のところに「西郷松」の案内板がある。
幹の部分が残っているとあるが、これもすでに伐採され、展示している幹も完全に撤去されていた。   

西郷松
明治維新の雄、 西郷隆盛が龍郷へ流刑になった折に、その船のとも綱を結んだといわれる松です。
歴史を見守ってきた幹回り約4メートルの老松は、病気や塩害、白アリによる被害によって、平成23年6月に「立ち枯れ」と診断されました。
現在は、枝が全て切り落とされ、幹の部分が残っています。

現地碑文は次のとおり。

町指定文化財記念物  西郷松
1859年正月この松の木にともづなを結びつけた薩摩藩の黒糖積船、福徳丸から巨大な人物が船員達に手伝われて上陸した。
この人が即ち菊地源吾と変名した西郷南洲であった。それ以来、村人達はこの松を西郷松とよぶようになった。