天初院のヒゼンマユミ  諌早市高来町船津

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天初院のヒゼンマユミ  諌早市高来町船津

天初院は諌早市高来町船津にある。JR小江駅のかなり手前となり、深の海バス停から国道207号線がやや登ったきったところから左側に丘陵へ行く車道に入る。途中の要所に案内標識がある。現地説明板は次のとおり。

ひぜんまゆみ  諌早市指定天然記念物

天初院境内の西側に群生する孟宗竹林の中に十数本のヒゼンマユミが自生していて、幹の直径は三十〜四十cmである。にしきぎ科の植物で春に淡緑色の小さな花をつけ、冬、ミカンの葉ににた感じの常緑葉の間から四稜形の黄色の実がたれさがり、やがて果皮が裂けて赤い種子がみえるようになる。庭園樹としてもよい。本町では珍しい木としてこの樹叢を町指定天然記念物とした。
昭和三十九年、千葉常三郎が諌早市城山の諌早公園でこれを発見、大正二年に植物分類学の最高峰である牧野富太郎博士がヒゼンマユミと和名をつけた。
城山に残っているクスノキやヒゼンマユミなどを「城山暖地性樹叢」として昭和二十六年に、国が天然記念物に指定し、諌早市では「諌早の木」に指定している。九州各県で自生していることがわかり、県下では大村・森山にも自生している。 昭和六十二年三月二日 指定
平成五年三月 諌早市教育委員会