市 木 橋  宇城市豊野町下郷 ( 熊本県 )

イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

イメージ 4

市 木 橋  宇城市豊野町下郷

HP「石橋・眼鏡橋・太鼓橋・石造アーチ橋」熊本県の石橋によるデータは、次のとおり。県道32号豊野町下郷に案内標識があるが、すぐ途中の分岐の案内標識が逆方向から見えるように設置されており、注意して進む。

№122  市木橋

豊野町下郷
市指定重要文化財
谷口川
橋長:18m  橋幅:2.4m  水門径間:2.8m  水門高:2m  橋床高:5m
架橋:江戸末期
石工:不詳
平成5年7月復元
国道218号線から県道32号線を南下し、600mくらい進むと右手に案内標識(そこから先が分からないんですよ)。右折して集落の道との交叉点を左折、小川に沿って100mくらい先を右折、道なりに進むと案内板があります。

市木橋
「市木橋の製作者は不詳であるが、江戸時代末期に構築されたと推定されている。
幕末から明治にかけて、多くの壮麗な石造アーチ橋(眼鏡橋)が建造されたが、この橋は、それらと全く異なって、水門部が、数段の石桁を両側から順次に迫り出し持ち送りして、その上に長い石桁を渡して構成されている。
これは非常に珍しい技法であって、類例としては、平安橋(石造、山口県)が知られているのみである。
しかし、近年、橋床や水門の崩壊が著しくなったので、平成5年3月、復旧工事着工、同年7月、創建当時の姿に復元完成された。
この橋の大きさは、橋長18m、橋床幅員2.4m、水門径間2.8m、水門高2m、橋床高5mである。
橋梁構築の歴史を物語るこの貴重な文化財を、永く後世に伝えるため、皆様の深いご理解とご協力をお願い致します。」
平成5年7月  宇城市教育委員会